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8月14日(twitterより)

つねさんが4月に裏庭で燃やしてたスキー板の残骸をやっと片付けた。キッチンの窓からRYちゃんが裸足で登って行く勇士が見えて慌てたのなんの。これじゃいけないと二重軍手で作業を開始。鉄板、ビンディング金具まではよかったけど、グラスファイバーウールがチクチク、チクチク、、。スキー板、絶対に燃やしてはいけねえ!とか独り言で叫びながら汗ポタポタ、グラスファイバーチクチクでどんどん仕分けしていく。燃えかすがドロと雨で堆積されて出来たミルフィーユを攻める。燃えたベットマットレスのフレームとスプリング地獄、ニッパーでぶちんぶちんやって解体していると、ぶ〜〜ん、ハチがやたらに飛んでることに気がつくと同時にそのフレームに蜂の巣。おわ〜、悪い事したなあ〜と取り合えず日陰へフレームごとそ〜っと連れてく、ハチ、全然怒ってない。子供びっしりの巣をひっくり返されて、おれがハチだったら馬鹿野郎!と叫ぶよりも先に、己の持てる力を怒りにまかせて最大限に発揮しかねない状況なんじゃねーか、なんでこいつら怒らないのかなバカなのか?いやそんなことはないはずだ、くそ〜あつい、チクチクする〜、午前11時34分。”ハチといえば毒針で刺すものと思われがちであるが、実際に刺すハチはほんの一握りに過ぎない” ウィキペディアでちょいとリサーチ。あいつら何蜂だろう。明日、ちゃんと生活してるかどうか見てこよう。そりゃ虫なんか全員死にゃーいいんだって奴もいるよオレの中に。現に意味も無く置いてあったバケツに花瓶、水槽、これらに溜った雨水のなかでぴょんこぴょんこ、ボーフラ達がうれしそうに泳いでるのを発見して、カンカンに熱したコンクリートの上に次々にぶちまけていって、ピチピチピチと水が染み込んで行く音を心地よく聴きながらも、実際には日干して果て行く無数の命。蚊が人間に危害を加えるつっても刺されてちょっと痒くなるだけのことで、マラリアにかかって死ぬわけじゃなし、そこまでムキにならなくてもと思うけど、バチン!やっぱ殺すんだ、虫を。シュー!!ゴキブリを。

決定的な瞬間が来てしまう夢、まだ小さかった頃40度越えの熱が出ると記憶に無い徘徊をして、絶望夢をみた。例えばグランドピアノを洋間の小さい窓枠から数十秒で運び出せ!という絶対の指令が下る、というような。やべえと汗だくで起きるけど、どっちが本当か?あの絶望は確かに存在してるのに、とか。あぶない。信じるとはなんだろう、おれは存在してるのかなあと疑っている?存在を信じられないというのは、ある日突然赤字テロップで「うそでしたー!!」ってなったかと思うととーちゃんもかあちゃんもマスクをベリッと剥がすとのっぺらぼうで、友だちが大笑いしてて、なんだよーっとなり、、、おれの見ている指先も砂でぼろぼろぼろ〜ってなってくという世界嘘でした物語を求めている保育園から小学生、いやいやつい最近まで?の個人病のあれだったけど、かあちゃんが出来て、子供が出来る、子供が出来る、子供ができ、するとやっぱ「おれ」なんかはいないんだったってなってきて安心、存在って他者なんだよ?なんて悟ったようなつもりになってみたり。存在が怖いから家族をつくるようにプログラムされてるのか?家族というか、なんだろう、集い、集う。あの夏の、西大泉の日々、変態家族は今どこに、なんて。両親に感謝するってことは今のこの集ってる時間をもう一度生き直すチャンスなんじゃないかって勝手に。自分はあの日の子供であり親父であり、じいちゃんでもあり、、、、最近見る絶望夢はハルが用水路を流されて行くとか、キーがでかい本棚の下敷きになってしまう!とかだから、自意識過剰病からは脱しつつあるのかな?なんだかわからないけど、熱出てもグランドピアノ的絶望夢はみなくなった。
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by yuzzle | 2013-08-16 06:44 | 日記


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