5月12日(月)

ユメ。運転する車の助手席には遠藤のおじいちゃん、バックシートにはあきこに子供達という取り合わせ。王子あたり?で橋の下に線路が見えるところで停車「新幹線くるかなあ」と見ている。新幹線なら車から下りて足で探そうというおじいちゃんからの提案を受けて、車輌庫脇の暗い半地下になっている廊下を行く。しばらくしてパッと開けた場所に見た事もない真っ赤な新型車輌とその横にイエロドクター、それと同型のカモノハシみたいな奴の3輌が並んで置いてあるのが見えて「ハルー!すげえのあったぞー!!」と叫ぶけどまだだいぶ後ろのほうを歩いていて声が届かない。するとどす青いEF-66電気機関車が重そうな石油貨車をたくさん引き連れてすぐ目の前にゆっくり入って来た。さらに興奮しているとおじいちゃんがへいこらへいと追いついてから懐かしい声で「子供を置いて真っ先に自分の興味の赴くままな行動をとるとはどういったつもりか?」と静かに怒られる。場面が変わり道路に目を移すと家の一階部分を整備工場としたオイルで黒くなった地面に一斗缶の上にタイヤの付いていない古いスクーターらしき物体を置いて、二人揃いのワークシャツから出ている腕や首に刺青の見える男達がそれをいじっているところへ、今度はあんちゃんと一緒になんでか訪ねていく。おれが一方的に(初対面にも拘らず)どんどん話しかけていると(実際には無いなあ〜の状況に自分でも驚きながら。おそらくあんちゃんと居る手前、良いとこ見せよう的な)どうやらそれはスクーターではなくてイタリア製の古いピストルだということがわかってきた。一人がアイパッドで検索を繰り返すが、有力情報が中々出てこない。イタリア人に対して自分が持っている牧歌的イメージ、批評をまたペラペラと口にしていると「言うね〜」と後ろからもう一人に言われて、イタリアに行ったこともなくイタリア人との付き合いもない自分に何が言えるのかと落ち込む。

土曜日は久々にトレイルでこけた。バーム立ち上がって一個目のジャンプを飛ぶと一番上で葉っぱが目の前に来て一瞬視界を遮るので、どの枝から来ている葉っぱなのかを見極めてやろうとして飛んだ何度目かに「この枝からの葉っぱか!」と確認できてから着地、だけど足が次へのジャンプへの体勢になってなくてスピードの足りないそのままでジャンプして、やっぱだめか〜と自転車を谷に捨てて自分だけバックサイドの天辺に身体の左側面から足着地してゴロゴロゴロ〜と下まで転がるおじさん。この時に背中にでっかい石を受けてけっこう痛いな。家帰ってから実は背中よりも左手首のほうが負傷してることがわかった。乗ろうとすればまだ乗れたけど頭を切り替えて、やりかけの子供用コースへと荷物ごと移動してがしがし平スコップで進む。先週に比べて草が大分生えてきたな。なんとか一周出来るようになって数週走ってみてからあきこにデンワ「子供用のコース出来たから明日はみんなでトレイルというのはどうだろう?それでよいなら自分のラインにシート(路面防護用のカバー)を掛けないで帰るけど...」すると即答の「シート掛けて帰ってきな」で了解、ち〜ん。じゃあと帰ろうとしてると仕事帰りのミヤケくんがロードでやって来てしばし雑談。前の日に買ったばかりの青葉市子のアルバムを大音量で聴きながら帰る。前の日、金曜の夜にはまたまーしー家と今度は春日部のイオンへと(母の日のプレゼント物色に)行ったのだったな。うろうろと付いて来てるはずのおじさんが隙をついてHMVにライ抱っこのままふら〜っと消えたと思ったら小さなフクロを片手に出て来たのだったな。土曜のトレイル行きを挟んだその流れのまま日曜日はみんなで早起きしてまーしー家と那須への小旅行。行きも帰りも5.5リットルのAMGを運転させてもらう。東北道に入ってしばらくしてから、じゃあどんなもんかガンと踏んでみる。重たい車なのに速度計の針がぐんぐん上がっていく。ガソリン使ってる感が半端ない。そうして、なにもこの車の開発にも携わっていない"革シートに腰掛けた偉そう"が飛ばしていると、バックミラー越しの怪しい気配、その気持ち悪さになんとなくそれまでの右足の力を抜いて走行車線に蛇を切ると、最初はおれに狙いを定めていたはずの紺色日産インフィニティ覆面パトカーが追い越し、すぐ先を行くセレナが捕まってしまった。複雑な心境、捕まるべき人間はほんとはおれなのに...。しかしすぐに「命拾いしたラッキー」と反転した明るい悪魔な心で高速出口へと向う。休日セレナ家族はテンションがた落ちかな。高速出てすぐのファミリーマートでトイレ〜と入ったら先客が居るのですぐ出て裏手の森へと歩く。今走ってきた東北道を下に見ながらじょ〜やってるとハルとキヨもやって来て横でちょろちょろ始めた。新緑に反射する日差しは初夏のようだけど風が来ると涼しいな。どうせまたまーしーがビール買ったりと時間を使うよねえとさらに森の中へと探険に出かける。地面から少し斜めに生えてる登りやすそうなクヌギを見つけて登る。ハルもキヨも下でいいなあと見ている「いいだろう」と木をゆっさゆっさ揺らす。落ち葉や枝が滞積したフカフカを踏んで戻り、また凶暴な車のドアをバトン!閉めて、そこから目的地のパン屋さんへと向う。本来の時間を生きていればそこに居ることの出来ないはずの人間がうろうろしているという観光地、避暑地、なんだろう、まるでおばけの世界だよという感覚。景色のリアルに比べたときの己のこのニセモノ感。地面から数センチ上を歩くことしか出来ない真昼の幽霊となってふらふらと彷徨う。さっきからライが”岩に登っては飛び降り”を繰り返していたのは遊びに夢中になりながらその実、地面の確かさ、本来の重力、人間を取り戻そうという...うっせうっせうっせ。お店に併設されたオープンカフェで、買ったパンとパンが器になってるチーズフォンデュをおれはスパークリングワイン(ノンアルコール!)を頼んでおされに頂く。ここもすぐに満席となりお店にも続々と客が来るよ。小型犬を連れた家族風、大学サークル仲間風、ツーリングハーレーおじさん風、悠々自適老夫婦風、そこで働く人達以外は幽霊。そこからまたヒュードロドロ〜と前回には粉雪舞う季節に行った同じ牧場へと移動。ここも人でいっぱいだ。自分を含めた人間全てがキライになる。まあそんなことを思わないでどんな状況も楽しめればいいのだろうけど。そんな暗く狭い心で売店や釣り堀を抜けて歩いていくと牧場が見えて来た。あきことライとで一周する。何も無いところにはやはり人間も居なくて、足取りも一気に軽くなる。”何も無い”とはオカネを使える施設があるかなしかの基準の事なんだな。別行動になってたハルとキヨはまーしー達と牧場の逆側から合流、小石がきれいな小川がちょろちょろ流れていたので靴下を脱いでじゃぶじゃぶ入るとハルとキヨが「いいの〜?」と小躍りで靴脱いで付いて来た。ライはズボンも脱がして沢歩き「めたい〜」(冷たい)と一杯に目を開いてワーゲンバス(T2)みたいなカオでかわいい。案の定キヨがズボン、パンツをびっしょびしょにしてあきこに睨まれる。うまいハンバーグ昼食、まーしーが頼んだ生ビールが午後の光を受けて輝き、涎が出るけど運転をとる。水がうまい。まだ明るい内に温泉へと移動、ハルのみ女湯へ。0歳児キコちゃんをまーしーが、ああ〜とか言いながら懸命に風呂へ入れようとがんばっている姿を横目にライ抱っこのままキヨと外の広〜い芝生から露天風呂へと歩くふりして遠回りちんちんぶらぶらはだか歩き。”芝生へは入らないで下さい”と書いてあったそうだけど見落とせたおかげで大自然へと還っていく気分だけを味わうことが出来た。
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by yuzzle | 2014-05-12 17:04 | 日記


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