5月19日(月)ハレ

夏休み、石神井公園のプールで泳ぎ疲れて家へと帰り、暗い畳でぐったりしている午後3時な感じでスタートした月曜日。自転車漕いでくるともうそれだけで一日の仕事が終わっていて、あとは惰力で伝票の片付けしつつ日記の打ち込み。そんなのでお昼までを過ごして、会社での唯一のお楽しみ、お弁当&読書タイム。午後からは眠気に任せて目を開けたまま断続的な休眠を取っていると3時頃には冴えてきて青空文庫で漱石の明暗、又は日記の打ち込み。定時となって自転車に跨がり颯爽とふらふら帰宅。それで毎月通帳の数字がプラスになっているという天国という名前の、同時に人間全体でみれば地獄。個人に限定した貯金通帳があるからこうなるのでないか?といった社会主義かばかやろう。通帳以前の問題かえ。国家とは。働くとは。昨夜の就寝前、図書館で借りたパウルクレーの天使に谷川俊太郎の詩が付いてる本を3匹に朗読して聞かせる。適当なページを開いて読み始めると、空ばかりみていて足下をすくわれた〜みたいな詩があって、なんだこれはおれのことかい?と思い、さらに読み進んでいくうちになんのことはない、全ての詩が己のことなのでないか!?と、どんどん感じられて来てしまい、コケコッコと泣きそうになるけど3匹静かに聞いているようなので平静を装い朗読を続ける。

土曜日出社からへとへとにもならずにふらふらと帰ると家にハルが一人で居た。一緒にランプ乗ってると門の方から相当に破壊力のある笑顔で「とーちゃん!」なりふり構わずにダッシュしてくるライちゃんが見えた。その後からはキヨが自転車で入ってきておかえりただいま〜。あきこも「今日はあたし外食だから」と決めつけた歩き方で工場から歩いて帰ってきた。じゃあ昨日行きそびれたデンジテイかと、まーしーを家に送りがてらデンジテイ駐車場まではやって来たが、キヨからの「天上天わかめラーメンへの想い」を涙目で聞かされて、そこから車をもと来た方向へと走らせる(もうビール飲んじゃってるのであきこが)。天上天では先客の飲みおじさんの二人から「うわあ男の子三人かあ?お父さんいいね〜がんばれ」とエールを送られる。エールついでにビールくれとは言わずにいつもの奥の座敷指定席からおれも生ビールを注文。寝ていた抱っこライもラーメンの香りに目を覚まして寝ぼけながら参戦。夜はおれだけ布団へはいかずに珈琲豆ごりごりしてハードディスクに録りたまったタモリ倶楽部を数本消化してから、一噌さんのツイートで録ってあったNHK古典芸能への招待、喜田流「道成寺」を見始めてしまう。能はなんも知らないけど、あやしげな白拍子が現れてくると舞台から目が離せなくなり、そこから約2時間をテレビの前に座る。舞台には生きてる人達だけの構成なはずなのに、あれ?死んじゃってるはずの人が歩いているよ??なんて観察をしていると酔っぱらいツネさんが帰宅。あらもうこんな時間かと思いながらもう一度最初のおばちゃんの説明見てみようとまた再生ボタン押してしまう。ほへえなるほどなんて思ってるとまた一噌さんの能管が鳴り響いてきてしまい、これはいかんとテレビをブチっと消して部屋へ戻り、なんでこんなの描いたんだろうという昔のイヤ〜な絵の上にアイボリーと錆青の水性ペンキでべたべたやって消しながら型をとっていると外が明るくなってきたのでいいかげんにして切り上げ布団へ。

日曜日の朝食、トーストにピーナッツバターを塗って出来立ての夏みかんジャム(熱海のリエちゃんが送ってくれた大量の夏みかんを昨日遊びに来たバンキーとあきこで煮た)を載せてうまいねむい。「6足分の子供靴を石けんとブラシで洗いなさい」いつものように天からの6速ミッションが下る。12個の靴をそれぞれの洗浄工程ごとに何週もしているとおかしくなってくる。その乗りで風呂場のタイルもカビキラーやっといてからごしごし〜。目地が白くなって気持ち良いなねむい。先週トレイルから帰ってキー回したままでバッテリーを上げてしまったディーゼルメルセデスの荷台にこれでもかとBMXを積み込み、ガタガタガタと図書館へ出発、天気よいね。いつものロビンソン立体駐車場一階へ駐車、ライを店内カートのところまで連れて行ってからハルと二人で図書館へ向う。キヨはかあちゃんと買い物を選ぶ。前に借りて読みかけだったアンデルセン即興詩人(安野光雅 口語訳)が返ってきており、ほくほくでそれを手に歩いていくと、向こうからはすげえいっぱいの本を抱きかかえて中腰で歩いてくる5歳児ハルボンズ。図鑑やら絵本やら、自動車博士にでもなるんですかいという選書11冊分。それと自分の数冊と目についたプリンスのCDをヒョイと借りて、あきこへ電話しようとするもまたも携帯バッテリー切れ。本で重たくなった肩掛けカバンを提げ地下の食品コーナーへと下りて行くとすぐに買い物中の母子を見つけたのでこっそりと尾行「うえ〜とーちゃんだ〜」キヨに気付かれてしまい終了。そこから16号を走ってトレイルへ。先に雑木林の中を走っていったハルが入り口でミヤケくんと遭遇しているのが見えた。先週それなりに苦労してこさえた周回コースは奴ら数週しただけで、ミヤケくんからの「やってみろ」でミヤーンラインの前半部分を解放してくれるとそればかりをやる子供達。正直ですね。スタートヒルからの急激な下りもすぐに下りられるようになった二人をみてライがストライダー押しておれもおれもと登っていき、あっさり下りてきてしまい大喜び。頭から薮に突っ込んでも少しだけ泣いて自分でバイク起こしてすぐまた走り出すというガッツ。その後ハルが更に下まで下ってわっほほ〜いとなり、じゃあキヨも〜と下りたけど止まれなくて大ゴケ大泣き。あわてて見に下りて行くと「もうやだ!トレイル壊す!!」とすげえカオで何度も言ってた。身体はどこも大丈夫みたいでよかった。自分が転んだ場所を見つめて座り続けている小さな背中をみながら「わんぱくでもいい、たくましく」うるせえ。梅雨はお子様本格コースの造成にとりかかるのかなおれ。日が暮れの帰り道に寄ったあきこおすすめの松伏にある洋食屋さん”みらく”へ。おじちゃんとおばちゃんがやってていい感じ。泥だらけが靴を脱いでお座敷に上がるとみんなの足のかほりが、かほりが...。瓶ビールに付いて来た枝豆をきっちりと食べきったライがみんなの割り箸を割ってくれているとキヨのカツカレー、ハルのハンバーグ定食、あきこのオムライス、おれのチーズカツ定食もやってきた。おいしい。皿は食べないでくださいぐらいにきれいに平らげて、大満足。おじさんは助手席へ、あきこのゆったりした運転で家へと走りだすと後席の3匹は即寝。
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by yuzzle | 2014-05-19 16:36 | 日記


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