5月20日(火)ハレくもり

ユメ。天気の良い昼間、どこかの学校の体育館にてピアノのコンサート。会場にはいっぱいの人人人。音楽に集中したいのに手前に座ったおばちゃん達の動かす編み物の棒がカチャカチャと当たる音が気になって仕方ない。注意しようか迷っている、しかしその数秒前には自分も両隣に座るおじさん達と話に夢中になっていたことが思い出されてきて青くなる。コンサートならコンサートって最初に言ってくれよ〜などと今日のこのユメの提供者?に文句を言いたくなってた。演奏しているのはおそらくキースジャレットとおもわれる。だけど見えないカーテンの隙間からほんの少しだけくぐもった音が漏れ聴こえてくるような、もどかしいままに終わってしまう。隠れて後ろで録音していたおっさんが「じゃあ記念のレコードでも買って帰るか」と席をたった。そうか、あの日この街にも津波が押し寄せていたんだということがわかってくる。いつのまにか目の前にはピアノがあり、その椅子に腰掛ける。何をやってもいいけど、ある一つのこれと決めた音だけは一定の間隔で必ず弾くという取り決めだけしてやり始めた。会場では設営スタッフの人達がパイプ椅子の片付けなどしており、誰からも注目されていないようだ。デタラメを続けていると一つずつだった音がやがて繋がって聴こえてきて音楽の中へ。このうれしい幸福を感じたまま、そこから小学4年生くらいの男の子の案内で高台への避難経路をひたすらに登っていくと見晴らしの良い一角に、安藤忠雄〜みたいなコンクリートの固まりな一軒家が見えてきた。H.R.ギーガーのような恐ろしいつくりの鉄門の鍵をがちゃがちゃとやっている男の子に「ここ君ん家?」と聞くと「全然知らない家だよ」と笑いながら答えた。記念のレコード買いそびれたなあなんて起きてからも鍵盤の感覚が指にじんわり残っていた。

ユメを「なんかいっぱいみたな」となり、それを忘れたくない場合にはまず起き上がらないこと。それからあらゆる筋肉へ「動け」の信号を送らないように注意する。そしてもういちどユメのポイント、ポイントで”おさらい”をしていく。有る程度のポイント(順不同)を掴むことが出来たらゆっくりと起き上がって一度は完全に忘れたふりをして朝の仕事なりなんなりをこなす。自転車でへいこらと会社に来て書類がまあまあ片付いたのを見計らって一気に文字化していく。順番はいい加減であったポイント毎の記憶が文章になることで勝手に順序立てが決まっていってたのしい。本日なかなかうまく書けたほうでないかと。ああそうですか。昨日も定時上がり、これから帰る旨を個人デンワからあきこへ告げると、三匹を家に残して自分は生協で買い物中だということで、家に腹をすかせたオオカミでもやって来はしないかと漕ぐ。心配をよそにビニールハウスで3匹それぞれが農具を物色してるところへ帰宅「こらあ!」と意味もなく大声をだしながら入っていくと大歓迎を受ける。ライ裸足なので靴を履かせに玄関へ。おれは少しだけランプ乗るけど走りがだるくて「BMXって重いのな」という感想と一緒にその場にどろんと自転車を横たわらせて家の中へ入る。本日松田マヤさんに頂いたという天然アサリをニンニクと白ワインでジャアア〜やっているのでその場で缶ビールあけてのつまみ食い。ライが「かい、かい」と何度も要求するのでどんどん供給する。キヨも貝殻の模様が気に入ったものを選んで「ぼくのたからもの」かわいい声でコレクションされていた。ハルはアサリ喰わずギライを決めて一人静かにキャベツコンビーフ炒めをごはんに載っけてさっさと食べ終えて、図書館から彼が選んで借りてきた図鑑「普通の自動車」のページを捲っていた。
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by yuzzle | 2014-05-20 18:27 | 日記


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