5月22日(木)ハレ→雨

まだ雨雲の残りがたまにパラパラと降らせてくる帰り道、エンジン音、カッパを叩く風きり音などのノイズによってヘルメット内では自然にテンションが上がってくるヘンタイ。フューマンビートボックス変則裏打ちビート手探り状態アフロラップtoパラグアイのイグアスの滝シンコペーションへ、お経リズム&ブルースを経由したインドファンクの呪文がフェードアウトしていくと同時に遠くからゆっくりと、そして雄大に演歌調カントリー田植え歌となって還ってきたここ春日部の地へ。重たい雲の切れ間から怪しげに光る西の空が「はあ〜よいとさ〜!」応えてくれる。ロードノイズがガタガタガタ混ざり込んでいることによってコトバや旋律がヘルメットという疑似頭蓋骨内に充満、増幅されてきて繰り返し止めどない即興自動作詞作曲演奏おじさん状態。なんでこんな美しいメロディーが溢れてくるのかと涙ながらにおかしくなっていると家への最後の曲がり角の信号が見えてきたのでシフトダウンを繰り返す、すると今まで燃え盛っていた炎が一気に鎮火。じゃあこれを録音して後から聴いてみたらなんじゃこりゃ〜はわかりきってるのだけど。だけどその時にだけ自分に聴こてくる音楽を持てていたことだけは誇れるよ。思えば子供だったころの音楽といえば作曲することが当たり前で、鼻歌まじりにそこらをうろつく天才少年。当時親父が乗ってたミドリの日産ホーミーのカーステレオに入ってたテープから聴こえてきたミッシェルポルナレフの”ラブミー”は間違いなくおれの作曲だと確信してみたり、なんでポールマッカートニーはおれの鼻歌を知っていたのか?とか。たぶん知らねえ内に聴かされてて時間の順番で生きることのない天才を発動させただけだろね。だけど元々を考えてみたら音楽が私有物ってことがおかしなことじゃないのかね。ハルもキヨもうまいけど、最近はライが独り遊びしながら自然発生的ラリルレロ系のいい唄をやっている。
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昨夜は絵本の読み聴かせをして、あきこのだいぶ出て来たお腹に優しくクリームを塗りたくってからそのまま寝れば良かったのに寝ないでまたNO ENDを聴き始めてしまう。ふと、東の空の低いところからのベロっとした視線を感じると赤銅色のお月様であった。オーチャードホールでの”でみせ”にて密かに購入してあったまだ未開封のミシェルマーカスキー・キースジャレット、j.s.バッハ・バイオリンソナタ集の2枚を一気で聴く。二人ともが透明人間なんだという感想。そこには音楽しかなくて。CDなんだから当たり前だろ。...いやそういうことでなくて。左手の音を懸命においかけてみる。ヘッドフォンなのにヴァイオリンも全く嫌な音に感じない静寂にして繊細。これから何度でも聴いていける。そうやってなにするでもなく2B鉛筆と絵の具の無駄遣いをしていると薄明るくなってきた4時を迎え、全然眠たくないけど少しは寝とくかと部屋の灯を消して隣の寝息部屋へと行くと3匹の寝相のすばらしさに閉口するな。それぞれを定位置に戻してケットをかけてやり自分もライの横に潜り込んでから気が付いたらお日様ピッカー、膀胱破裂寸前んー、の7時であった。本日はまた自転車でスイーッと出勤。
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by yuzzle | 2014-05-22 21:23 | 日記


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