2月27日(金)ハレ

一度バラバラになった体の寄せ集めが熱と汗のベトベト作用でなんとか人型に結合されているような状態。シャツを着替えるにしても、例えば腕一本に対して8枚とかの小さなシャツを一枚一枚、細かく着替えていくので仕事量がいつもの数倍に膨れ上がり汗が吹き出る。よーするに風邪。いつものパソコンの前で寒気と頭痛と共に過ごす。苦手な営業の人からデンワで小言を言われ凹む。間違えた仕事に対してじゃなくて人格攻撃をしてくるから参る。おれが間違えるのにはあなたからの信頼がないからなのだよ?という言い訳が頭の中を走馬灯のように巡り更にヒートアップ。機械に八つ当たりでバッタンバッタン大きな音をたててる上司もいるし。ああもうこいつらみんな死ね=おまえ(おれ)が死ね。大丈夫、ほっとけば人間だれでも死ぬ初期設定。暗く悲しい、甘っちょろい絶望、こんな日に検索窓に”原爆投下””ホロコースト”とか入れちゃだめで、重ねて脳ミソ沸騰。そんなこんなで終業時間となり、カッパを着込んだ熱に浮かれたバカが冷たい雨の中へとXRくんに跨がる。仕事があってもなくても、毎日一定時間そこに居るという現象はどういった作用を人間にもたらすか。働きたく無いわけじゃないんだけどな。むしろ働きたい。国は、こいつらのポテンシャル死んでるよね状態にしておいて、人間に何をさせようとしているんだろう。消費?オーケーわかったわかった、まあそう偉そうな事を吐く前に、おまえが毎月もらってるゼニのことをもう一度良く考えてみたまえ。会社を辞めたところで、おまえぐらいの能力を必要としてくれる人間がどれだけ居るとでもいうのかい?その前に友達はいるのかい?どれも心もとないのだろう?正直、煩わしいだけの人間達とは関わりたくも無いのだからゼニで己の回りに囲いをつくり、家族とだって分離、孤立しちゃって、個性だなんだとアーティスト気取りがあほらしや大陸。金の切れ目が縁の切れ目よあほらしあ。そんなことをヘルメットの中のさらに頭蓋骨の中でぐるぐる呟きながら家の玄関に辿り着くとかわいいアキコがタオルを持って広い廊下を向こうからお迎えにきてくれた「きょう夕飯なんだとおもう?リクエストのあったあれだよあれ」と嬉しそうに聞いてくれるのだけど「はあ、なになべかな~?」とか朦朧生返事。脇に差した体温計がピピっと鳴ると39度で、ああおれは45度くらいなつもりだったのだけどと体温計の表示に対する不満顔でボーーっとしていると「お風呂わいてるよ!」そのまま風呂に入らせてもらう。いい加減に体を洗って湯船の蓋を頭分だけ捲って昔のレーシングカーの中へと潜り込むと冷えきっていたエンジンの隅々まで無数の点火プラグにより発火され、じわじわじわ~っと来たけどすぐにお湯が温くなってきてしまい追い炊きボタン押す。体は十分に暖まっているはずなのに、寒くて湯船から一歩も出ることが出来ない。おまえは10周目の胎児かよぐらいにそとの世界がわけわからなすぎる。それでもなんとか両生類として海から這い出しガタガタ震えながら水滴を分厚いタオルで拭き取る。みんながおでんをつついてる居間へと、それまでの家族の時間軸をほとんど無視した風呂上がり亡者が団欒風景に割り込んでくる。そして無言で席につくとカスレ声でごにょごにょ(いただきます)おでんをつつく亡者。味がいつもの半分もわからない亡者。もうおまえは布団で寝ちまえよ~と言われるけど、これからの食器片付け後のかわいいユッコのお風呂受け渡しがありますよね確か、、、ごろんとなって小さなこども毛布を被せてその出番を待つ亡者。ユッコとハルを残してみんな風呂に入る。ハルに「...とーちゃんはあともうすぐで死ぬからあとはよろしくたのむよ、元気でね、ばいばい」とカスレ声でなんとか伝えると「うん、わかったよ」と即答でずっこける亡者。さらに「明日になって目を覚まさないこともあるからね、いままでありがとね、さようなら…」を言うと「え~なんだよ~こまったなあ」と笑っていた。
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一昨日見たユメがまた現実か夢かの区別が難しいほどのまじかよな出来映えだったのだけど、ねぼけアキコに説明していると、コトバが足りなくて(眠いだろうから早く聞いてもらおうと気を使って言葉数を端折りまくった)そんなにすごくもないユメだったかなあ?と思えてきてしまった。そのユメ→国の人口に対して空き家と中古車とのバランスが臨界点に達したので、空き家の地面を掘って、そこに家の面積分の車数台を潜り込ませて建物の基礎と結合、家ごと動き回れるようにして一カ所に集めといて出来上がった空間を農地などに転用、有効利用しようという国の政策。その加工業者に勤めるおとこ。その日のおとこの仕事はその車数台のボンネットに穴をあけてロッドを使ってアナログにインジェクションを同期させてくというもの。これを家の中に引き入れて別の業者が居間に増設した操縦席のアクセルペダルに繋ぐ。バカでかいハンドルの中央には富士重工のマークが…。しかしこの家はなぜか空き家でなく、住人達(朝の食卓についてる)からの背中に突き刺さるような目線を感じながら「仕事だからしょーがないんです、国が決めたことなんです」と無言でゆっくりクラッチを繋ぐと地震のように家がミシミシ鳴り、そのまま静かに見慣れた窓の外の景色が動きはじめたところで目が覚めた。起きてからも次々に絵が浮かんできたのでこれはマンガに書いたほうがいいなと思ったけど、アキコへ説明していたら、なーんだつまらないかと思えてきて、そのまままた寝てしまった。
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by yuzzle | 2015-02-28 05:27 | 日記


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