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3月17日(火)

浴槽につかりながら目の前のキヨの横顔を何気なくを装いながら凝視していると、今から3年ほど前、手術で入院していた頃のキヨの顔、まだ言葉も話さない小さなキヨを病院に残して帰るときのなんとも寂しいような表情を思い出した。あの時のキヨと、今目の前に居るキヨと確かに繋がっているのだと、当たり前でいてただの奇跡なことを発見してうわっとなる。ここから先、成長してでかくなり、今のこのこども時代のキヨもどこかに消えてしまうのか、といういつものもったいない精神というか、とっておきたい病というか「それでおまえそれとっといてどうするんだ」というような、あらゆるものは死んで壊れていく事に対する、自分で設定してある絶望が一気に晴れわたってしまい涙が出てくるので、蛍光黄色の入浴剤入りお湯をざぶっとかぶってごまかす。人生でもっとも長く続いたのかもしれない風邪はようやく終焉を迎えているようで名残惜しむかのように乾いた咳がボコボコ出て黄色いタンが出る。花粉症で鼻水も緑色でずるずるでる。咳のしすぎで右脇腹、肋骨のあたりの激痛だったのがまだ少し残っているけど、食欲も出てきて体重が少し戻ってきた。昨日は服を着たまま計りに乗るとぴったり70キロだった。そろそろ溜ってる仕事に取りかからないとだ。充電しすぎで燃料棒がうまい棒になって背中から無駄に露出しちゃってる。
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by yuzzle | 2015-03-17 17:27 | 日記

3月11日(水)

厄年なんか信じてないけど、年明け早々にメルセデスぶつけたし、銀歯は取れるし、熱はずーっと下がらず、結局8キロ痩せちゃったし。おまえがおれ(厄年)を信じる信じないなんか知らねえよ、こっちはやることきっちりやってるだけなんだからという結果。ユキちゃんの初節句を祝ってあげれなかったし、3月1日の婚約記念日は昨日あきこに白目で言われて思い出し。ずーっと熱があったんだから(今もあるけど)仕方ねえだろとおもうけど、そうじゃないらしい。体調を崩す人間が一方的に悪いということなんだ。体が弱ってるのに仕事を一時、休むことなど出来るわけもない家族の、家族で居る意味はなんだろう。カネが毎月振込まれてきていかにも日本人の家族を維持させるだけの為に人間が存在してしまっているのだ。その人間がおまえか。おまえは自ら進んでそれをよしとしておいて、今更なにぐだぐだ文句言ってるのだ。試す能力も度胸もないくせに。こここの「人生まるごと楽々コース(日本国)」ってところにマル付けてサインしたの忘れたとは言わせない。そうだ地震から4年も経ってしまったのだ。その間おれは東北地方を訪れるわけでもなく、なにか支援活動を立ち上げるでもなく、また放射能汚染から家族を守るわけでもなく、ただ漠然と生きて来てしまった。死んでたと言ってもいいかもしれない。今も現にこうして職場で何するでもなく毎日を死んでるのだし。生き残っただけのほうという。津波の恐ろしい映像、爆発する四角い建物の映像。生き残ったほうは、ただ死ぬとも思わないで生きてるだけで。どうすることもできない。風邪だって治らない。
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by yuzzle | 2015-03-12 02:11 | 日記

3月7日(土)

昨日ももんもん高熱ガンガン頭痛で仕事を終えるとフラフラとオートバイに跨がるヒゲ亡霊。右手を捻るとスピードが出るのかおまえ!とかバイクに突っ込みを入れつつなんとか家まで辿り着くと満月がとっぷり浮かんでた、ぼんにゃり。数時間前の会社では、もうだめだ今日こそ早退して病院の門を叩こうと思って、検索窓に「内科 春日部」とする前に「風邪 自然治癒」とか入れてしまう。野口晴哉先生どやさあよと出てきて、先生の本(風邪の効能)が要約されているページをみつけて読み進んでいくと日頃の病気や薬に対する疑問が一気に説明されていて「我が意を得たり!」な錯覚に落ち入る。そのままのテンションで最近なんだかいじわるになっちゃってるあきこに「たまに風邪ひいてるとガンにならないってさ」とか「リュウマチなんかもわざと風邪ひいて治したりするらしいよ」「ふだんの食い過ぎで溜った毒素を食欲不振にして、発熱して汗やら鼻水やら下痢やらで出しまくるのが風邪なんだってよ」「O157の時に下痢止めを処方したバカな医者が人間を殺したよ」などと入れ知恵を並べるも「....はいはい、こどもらが大きくなってから風邪でも病気でものんびりやってくれよ、いつまでも近くでハアハア苦しそうにされてたらこっちまで具合悪くなるつーの」...苦しそうって実際、苦しいのですが...。それでも毎日会社にはふらふら行くし、ぬぼらと帰ってくれば、すぐにでも寝たいところを子供達と対話して、ユキちゃんをダッコして、食器の後片付けをお手伝いして、お風呂の受け渡しもやって、絵本も読んでと、通常業務はこないしてるつもりなのだったけど....「それじゃあ私が病人に無理くりやらせてるみたいじゃんか」ああそうなりますよねやはり。じゃあまあ優しい言葉ひとつ「大丈夫か?」とか、おでこに手を当ててみるとか、なにか一つでも心使いがあってもよくはなかったのかい?などといった、じめじめ感情が苦手で、あきこのさっぱり人間を割り切ってしまった性格とでもいうか、これを好んで一緒になったはずなのに、今更何を言い出すてんでいおみさん。まあそうなんだけどね。お昼に一つ持って来た梅干しおにぎりを食べてたら歯の被せてあるやつがゴロリとれた。この10日間で5キロやせた。

昨夜のユメ→幽体離脱の仕組みについて説明がなされた。いわく、全宇宙に無数に点在する霊体としての自分をまず知ることから始め。そこらじゅう光になって自由に飛び回っていたり、木のうろの中でうずくまっていたりの、霊体としてのそれらを一度、現在の自分が寝ている布団から縦軸方向にまっすぐ集める方法を教えましょう。.....数分後、教えてもらった。見事に空高くまで積まれた透明の点線だけで出来ている自分、下を見ると、鏡を床に置いたときのようにずーっと底まで無際限に連続していく。その無数にある自分のうちのどこを生きることも出来るけど、その中でも本当を生きていこうとするにはやっぱりそれなりのゲーム感覚的な才能と技術が必要で、これが出来ているのはやはり一握りの人間に限られるわけだよ。おまえは...ともったいぶる口ぶり。どーせおれなんか本当を生きてねえさわるかったカルカッタとふてくされながらも、ふと横に目をやると、隣に一人、また一人と、無数に連なっていくリアルな自分、自分、自分〜、うわあ〜。もう一つ、朝方に見た短い夢→小腹がすいて、親父にラーメンを作ってもらい食べている夕方。カラスがかあと鳴いた。食べ終わった器をもってなぜだか玄関へ。器に残った妙に脂っこい醤油スープをバレないように私道へ向けてドロドロ〜と流し込むと、真っ黒に光ながら、みるみる道幅一杯に広がっていく油「じぇじぇじぇ!」どうしたものかおろおろしているとお迎えで暮らす綺麗なお姉さんが玄関先で出勤(たぶん夜の仕事)の為にヒールをカポカポ言わせてる音が響いてきた。内側でドアハンドルの音が「ガチャ」で「隠れなくっちゃ!」大急ぎで家の中へ戻ろうとしているけど、ドアノブがとっても遠いい。
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by yuzzle | 2015-03-07 18:01 | 日記

3月5日(木)風邪

かつて、これだけ風邪が長引くことがあっただろうか?なかったよ。もうすぐばかみてえな原発事故から4年、じわじわその影響が自分にも顕在化してきたのでないか。チェルノブイリの時もそのくらいで子供達がほとんど病気になってるようだし(詳細、出所、不詳〜)心配は心配だけど、じゃあだから何が出来るかと言えば、何も出来ないし、してこなかったし。ぬくぬく居候サラリーマン年間通しての冬眠生活を続ける以外の選択肢を考えてるようでいて、実はなんも考えないようにしていた事が正月のベンツ事故で顕在化した。くうねるところはたらくところの人間問題。そしておれはまだこの体が死ぬのだとは思ってもいないんだよ本当には。毎晩二階の出窓を開けて出て行く夢遊病者の背中をいつ後押ししてやろうか。二階からじゃ死なない?死ぬよ。そんなこと言うもんじゃないとも思うけど、言うね。死へ自分から動いていった事実を否定など出来るわけもなくて。じゃあだからって肯定も出来なくて。悲しいとか嬉しいとかいうのは生きてるやつの勝手で。今日も昨日と変わらず、まったく、全然、熱が下がらない。いつもの楽しいはずのお弁当タイムも時間内に乾いた唇と唇の隙間になんとか詰め込んだというのを記憶しているだけで、あきこに申し訳ない。ごはんの分量を半分に減らしてもらおうと昨日の昼から今朝までずっと考えていたのに、ついに言い出せなかった。昼読書は先月ララガーデンリブロでみつけた村上春樹 編・訳「セロニアスモンクのいた風景」おもしろくて眠たくもならない。どのテイクを選べばいいかモンクが体を使い(踊っちゃうかどうかで)確認してたという下りどやさあ。ああもうガンガン頭痛。パソコン椅子に載っけた70キロぐらいの臭せえ重力。こいつは8時間座ってるだけでなく、たまに相棒のコピー機まで数歩の往復をしてくらくら、床がそいつを登ろうとしてスリッピー。即神仏から生えてきた薄気味悪いひょろとした植物の運指が会社の隙間を縫ってパチパチパチ小さなボタンを弾いてる今日も。
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by yuzzle | 2015-03-06 16:59 | 日記

3月4日(水)

青鼻をかんだり、ゴロっと青タンを吐き出したりしたゴミカゴの中のじんわり湿ったチリガミをごろごろっと一塊に握った総量が丁度ノウミソのようであった。おしまい。昨夜みたユメ→遠くから響いてくる鐘の音とシタール。白く明るい洞窟のような部屋、世界中の言葉という言葉が手が届きそうなぐらい低いまる天井に細かくびっしり活版みたく嵌め込んであり、その一つ一つに品札が針金で丁寧に結わいつけられて無数に垂れ下がっている。象形文字のようでも読める。わたし=1.5-、戦争=2.5-、ごはん=1.2-、猫=2.5-、、、単語や言葉の組み合わせによっても値付けが違うのかなるほど。だけどこの言葉の使用料?みたいなのをいつ、誰に対して清算することが出来るのだろうか。考えて首が疲れたので床にごろんとなる。自分の頭蓋骨のようなまる天井を見上げていると、値札が僅かに黄緑色に発光する瞬間があることがわかり、さらに観察を続けていく。夕方になったのか辺りが暗くなったのも手伝って、はっきりとしたその蛍のような明滅を美しいもんだなあとぼんやり見上げていた。課金されているのね。

もう水曜なのに熱が下がらないし喉も頭も痛いままだ。こんなのをもう10日間くらい続けているのか。じゃああと10日間でも続ければいいさ。市販の風邪薬を飲んだりしてたのが先週末、その時だけは少し楽になるようだけど、それを過ぎてしまえばまた刺すようなガンガンズキズキが還ってくる。こんな薬なんか人間が勝手に治ろうとするのを遅らせてるだけのまやかしなのだよ...などと、斜めから呑んでるので治るものも治らない。3月決算かなんかしらんが繁忙期、仕事量が半端なくて休めるわけもねく「こんなときに呑気に風邪なんかしきやがって」という無言の白い目をあきこから感じるけど毎晩別メニューでお粥を作ってくれている。病気になるのには自己管理能力、つまり「大人(親〜!)としての自覚が足りてないからそうなる」という暗黙了解、社会人基本設定があるので、うかうか風邪もしけないし、それで病気になっても病気じゃないことにして振る舞わなくては行けなくってつらい。そろそろ大人やめようかってわけにもいかず。頭蓋骨の中身を丸ごとごっそり取り出して、聖なる荒川に浮かばせて。
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by yuzzle | 2015-03-05 01:55 | 日記